WORKS 実績

ストーリーゲート

ディレクター

えほん動画の発祥サイトで約200作品の進行管理、動画・朗読・音楽の演出を担当(1999年~2017年)

 グリム童話、アンデルセン物語、日本昔話など国内外の名作ストーリーやオリジナルストーリーに動画(視覚効果)、朗読、音楽の演出を加え、インターネットで月額会員制で配信していました。1997年12月にスタートして、2006 年 5 月からはソネットからヒーローガレージに運営主体が移行することになりましたが、毎月2~3作品のペースで新作を公開していたので2017年の時点で260作品をこえていました。現在は、一部の作品をヒーローガレージが運営するクリオネ動画チャンネルにて配信しています。

参加アーティスト:立原えりか、やなせたかし、太田大八、宇野亞喜良、黒田征太郎、蓬田やすひろ、東 逸子、永田萌、味戸ケイコ、葉祥明、田島征三、黒井健、岸田今日子、木の実ナナ、柳生博、早見優、増山江威子、大神いずみ、茶風林、小室等、大輪茂男、まつむらまきお、ヤマムラアニメーション 他 約250名が制作に参加

ストーリーゲートとの出会い(1997年)

サラリーマン時代に出会い、大きな刺激を受ける

 1997年にソネットで絵本や童話をインターネットで配信するプロジェクト「ストーリーゲート」が大きく発表されました。
当時カラオケ制作会社で営業をしていた私は、日経新聞の記事を見つけてすぐに電話をして、プロデューサーとお会いすることができました。

 開発していたインターネットカラオケのしくみを、「読み聞かせ」で使うという提案はダメでしたが、映像編集のお仕事をいただくことができました。おもにカラオケの仕事しかしていなかった私は、ゼロから生み出していく真のクリエイティブな打合せの場では、ベテランの作家、画家、ディレクターの前で緊張してしまい、一言も発言ができませんでした。売れるとか売れないとかは大して関係なく、「俺は私は今こういう作品を世の中に発信したいんだ!」と言える大人が恰好良くてまぶしすぎたのでしょう。自分もいつかそういう大人になりたい、まずは会社員を辞めるしかないと、、、大きな刺激を受けたのでした。

 会社を辞めて一年後の1999年にプロデューサーからご連絡をいただき、ディレクターに迎い入れていただきました。一言も話せなかった自分が物怖じせず話せるようになっていたのが不思議でした。一年の間、毎日3人のクリエイターに会っていたのが良かったのかもしれません。

運営主体はヒーローガレージへ(2006年)

一人会社から制作会社への転換

 ソネット主体での運営が次第に難しくなり、2006 年 5 月からヒーローガレージで運営することになりました。まず制作コストを抑えるためにナレーション録音や映像編集を社内で行う必要がでてきました。マンションの一室を借りて、録音ブースを設置したり、映像編集スタッフや営業スタッフの雇用を始めたのはちょうどこの頃です。「ストーリーゲートを継続させたい」という思いと、ヒーローガレージを一人会社から制作会社に転換させようとするタイミングがちょうど重なったのでした。

 絵本作家、イラストレーターだけでなく絵本の動画に興味のある俳優、落語家とも直接のお付き合いが広がっていきました。また配信事業者からの要望で一部の作品を提供したり、銀行の待合スペースで流したいといった要望にも応じるようになりました。

 ヒーローガレージはナレーションを社内で録音できることが強みとなり、コンテンツ制作の仕事が急激に増えるようになりました。やがてストーリーゲートの運営さえも手が回らなくなってしまうほどになってしまうのでした。

 2017年にサイトを閉鎖することになりましたが、約250名のアーティストやクリエイターの方々とお仕事をご一緒できたことが大きな財産であり、何よりストーリーゲートとの出会いがなければ今がないと思えるほどの大きな存在です。

 


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