VR研究:360°カメラとゴーグル

12/07/2019, 06:51 AM

今年も猛暑だった夏。8月の土曜日の日中は、VRコンテンツ制作のワークショップに通うことにした。

VRとはバーチャルリアリティ(仮想現実)の略であるが、360°カメラで撮影した映像もVRに含まれている。360°カメラが5万円以下で買えるようになり、買う前に情報が欲しかったことが大きかったが、何か新しいビジネスチャンスもあるかもしれないと思ったのだ。

まずVRを体験するにはゴーグルが必要である。

ゴーグルはスマートフォンを使用するものと使用しないものがあり、使用しないものだと5万円前後で買えるOculus Quest (オキュラス クエスト)がおすすめとのことだった。

私はスマートフォンをゴーグルに入れて見るものを3,000円位で購入したが、持ち歩くうちにヘッドフォンの部分が外れてしまったので、いまはヘッドフォンは付いていないが持ち歩きに便利な折り畳みのゴーグルを使用している。音はスマホにイヤホンを繋げても聴ける。

360°カメラは、ワークショップではRICOH THETA(リコー シータ)を使用したが、私は9月に行く中国出張に持っていくためにInsta 360 One Xを購入した。

360°カメラは2眼なので、撮った後には、まず2つの映像をあわせるステッチが必要だ。

Insta 360の無償アプリで簡単にできるが、複数の映像をつないだりテロップを入れたりはPCでアプリケーションを使用する必要がある。

Adobe Premiere Proにはステッチをしてくれる便利なプラグインがある。

さて、出張中に杭州にいる友人に会いに行ったときに撮った映像です。

上海から高速鉄道にのったところから始まっている。

すでに360°映像に対応しているYoutubeは、画面上をフリックすれば360°観ることができるが、実際にその場にいるような没入感を味わうには視界をふさぐゴーグルが必要である。Youtubeアプリは、顔の向きに追従して画面が動く。

 

ビジネスとしてはどうか。

まずゴーグルは数千円で買えるとはいえ、おそらく一般には普及しないであろう。ただ視覚的に現場の様子を詳しく知る必要のある研修教育の場では、非常に有効な気がする。

360°カメラを買えば、自分たちで撮影できるので、映像編集から請負うニーズはそれなりにあるかもしれない。

企画からも関われるように、今はいろいろ試している。

大阪にいるドローンパイロットにお願いして、ドローンにも装着してもらった。

果たして鳥になった気分を味わえるだろうか?

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