ABOUT アバウト
近い将来、実現したいこと
一緒に働いてくれる仲間のためにも...
2017年で創業から20年目を迎えた。3年前に比べ売上も社員数も倍になった。
私は、この数年、従業員満足(ES)に意識が向くようになった。
ヒーローガレージで一緒に働いてくれる仲間にとって、最高の幸せとはなんだろうか。
ヒーローガレージに入社してくる人は、今まではなかなか活躍する場がなかったが、高い意識(志)を持った人だと思う。
意識高い人にとって幸せなこととは、好きなことを仕事にして、まわりから刺激を受け成長でき、自分の力を最大限発揮させてくれる上司が近くにいる環境があることではないだろうか。
私は創業以来、入社してきた約30名に対して、最初の3か月間は私自らが教育をすることを心がけている。それはその人の考え方や個性を理解することと同時に、私の考えを理解してもらいたいからだ。個性をつぶさずに伸ばしていきたいが、まずは私の考えを理解してもらわなくては、同様に教育してきたヒーローガレージのメンバーと一緒に仕事できないと思うからだ。
さて、刺激を受け成長できる環境になっているであろうか。
会社として新しい楽しい仕事を受注できるようにするには、日頃から新しいことに挑み、経験を重ねていく必要がある。会社で稼いだお金は会社メンバーが新たな経験をするために遣おう、会社メンバーを動かす前にまず私自身が動こうと考えるようになった。
2016年10月からまず大阪にも制作拠点を作ろうと毎月一人で大阪へ行くようになった。大阪で活動しているかたがたと出会い、定期的に交流できる場所があったらいいのにとの思いから、2017年9月にイベント酒場「シンクーカン」を作った。そこで大阪のフリーランスの映像や写真のクリエイターのかたと出会い、2018年4月にできたのが、「うまいやすい、愛想がいい、意識高い」クリエイター集団「ピクチャーラボ」だ。演出・構成・シナリオ作成・撮影・映像編集といった広範囲にわたる知識・ノウハウをレクチャーした。新型コロナウィルス感染拡大防止の時期はオンライン研修に切り替えた。オンライン研修は講師も生徒も慣れてくれば、研修場所に集まってリアルで行うよりも効果が上がる内容もあることがわかった。第1~6期で約25名のクリエイターが学んだ。なかには活躍の場をもとめて東京に移住する者もいた。
2020年4月から2021年9月にかけてのコロナ禍は思うようには動けない時期ではあったが、既存の事業を少し変化させて、コワーキングスペース、ライブ配信、商品撮影をスタートさせた。私個人としては前々からチャレンジしてみたかった、映画やドラマの脚本の作り方をスクールに通って学び、短編映画の製作プロデュースをした。
コロナ感染症の終息が見え始めてきた2021年10月から、制作業界に多様な人材を送り込んでいこうと考え、大学・短大・専門学校の学生またはフリーランスを対象に、インターンシップの受け入れを行うことにした。映像や音響の制作技術だけでなく、マーケティングや企画も学べるように、「祭り」「スポーツ」「絵本」といったジャンルで表現方法を創意工夫しながら動画を制作してYouTube/TikTokで配信している。
インターンシップの受け入れによって、ヒーローガレージに新しい風が吹きこむようになった。会社メンバーは若者と意見交換しながら新たな表現方法にチャレンジしている。また人に教えることは自身の成長につながることを実感していることだろう。少し遠回りしたかもしれないが、刺激を受け成長できる環境を保持できるようになった。
さて次の課題は、会社が今後も成長を続けられるシクミ作りである。お客様からの期待に応えるために、会社メンバー個人個人の力を伸ばし、時代とともに変化する世の中のニーズにあわせて既存の事業を少しずつ変化させていきながら、新規の事業も一緒にプロデュースできる人材を育てていきたいと考えている。
私にとって最大の喜びは、お客様に信頼してもらうこと、人が喜んでいる顔を見ることだ。
一緒に働いてくれる仲間への細かなケアも忘れずに、この仕事に命を懸けて取り組んでいきたいと考えている。
今、注力していること
1.伏線回収(自分の人生に対して)
2.日本全国・世界で人脈を作る
3.生成AIについての情報収集と活用
4.クリエイティブで多様な働き方ができる施設の活性化(サテライトオフィス、コワーキング)
5.制作の仕事に興味ある大学生をインターンシップに起用し動画制作
近い将来、実現したいこと
1.海外に拠点を作る
2.高齢者が働けて活躍できる制作業界の環境整備